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■3月下旬

突然にWOODZにくらってしまう。これまでも「I hate you(난 너 없이)」のMVのスタイリングとビジュアルに「いいね〜」と思っていたり、新曲の「ABYSS(심연)」も曲だけは聴いていたのだが、ふと「ABYSS」のMVを再生し、本人による歌詞に気をとめた瞬間、WOODZという人の姿が一気に輪郭を帯びた。

事務所を移籍してはじめて出す楽曲に、この歌詞を乗せ、ため息まじりで歌うこと。ここに思いを馳せたとき、まだスンヨンさんのことをなにも知らないのに、「この人は音楽のことを信頼している人なのだろうな」とハッとした。自分の一部分をこぼす先としての音楽、こぼした一部分を誰か(顔も知らない誰か)に届けるボトルメールとしての音楽──音楽が切実に作用するものであることを知っている人なのではないか、と思ってしまった。


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いちどそう思うとどんどんと好きになってしまい、過去の曲も新たに出会い直すような感覚になる。「ABYSS」に際してのいろいろなインタビューも、翻訳機を片手に読んでみる。Marie Claireでまさに音楽について語っており、ここで完全にノックアウト。

제가 음악을 통해 전하는 이야기에 믿을 만한 가치가 있기를, 그것이 사람들에게 닿아 각자의 방식으로 해석되며 긍정적인 2차 작용을 일으키기를 바라요. 그렇게 제가 누군가의 삶에 음악으로 함께하면서 추억을 남길 수 있으면 좋겠어요.

──진심은 통한다고 믿나요?

진심은 통할 거예요. 언젠가는, 무조건.

우즈(WOODZ) 인터뷰 | 마리끌레르 코리아 | Marie Claire Korea

私が音楽を通して伝える話が、信頼に値するものであればいいと願っています。それが人々に届き、それぞれの方法で解釈され、ポジティブな二次作用を起こすことを願います。そのように私が音楽を通して、誰かの人生とともにしながら、思い出を残せたらと思います。

──真心は通じると信じますか?

真心は通じると思います。 いつかは、絶対に。

* 韓→日、韓→英の自動翻訳を照らし合わせて作成。

ちょうどNCT マークの「Child」を聴き返して、「ABYSS」を聴いたときと同じようなことを感じたところだった。他者とのコミュニケーションへの願いと、それに伴う恐れが乗っかっている。なんというか、忙しく、人の目にも晒され続けている彼らにとって、そういう気持ちのほつれを託せる存在があることと、それが音楽であることに、まずは安心に似た思いを覚える。それから「音楽っていいよね」という純粋な共感も。

あとはなにより、歌声が大好き。とても伸びやかで、気持ちがよくて、聞こえてくると視界をパッと開いてくれる。思いが高ぶりすぎて、とりあえず各SNSのアカウントに動画や楽曲へのアクセスURLを貼りつけまくっている。


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まだグループ時代までは追いきれてないのだけど、ヘッドマイクの直球アイドル姿も、これはこれで正直、見てみたいな……。(スタイルがよすぎる!!!!!)


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そして、ワールドツアーの発表とのことで……。なんとか末席でいいので参加したい所存。